こんな症状で困っていませんか?
ボールを投げる、テニスラケットやゴルフなどの道具を腕でコントロールする。
簡単なようですが、この動作で肩や肘、手首を痛めサポーターを巻いているアスリートの方を多く見かけます。
本来、上肢を使った運動は体幹主導で行うべきですが、手脚の力みから上肢主導の動きになりやすいです。
原因は、日頃の立ち姿勢や座り姿勢の影響です。
なぜなら、投球動作などで本来動くべきところは体幹ですが、日ごろ、もたれて座ることが習慣づくと体幹の筋肉が弱り、立った時に姿勢を保つことができず、その分だけ体幹の筋肉に負荷がかかってしまうからです。
その結果、本来は体幹・下肢の筋力→上肢の筋力へと力が伝わるところ、体幹の筋力は身体を支えるほうに使われるため、投げる動作に使えません。
そのため、上肢の筋力だけを使って運動せざるを得ず、結果として、肩や肘・手首に負担が集中しオーバーユースとなります。
改善のためには、上肢の痛めた関節・筋肉の修復はもちろんのこと、その負担の原因となる体幹の可動性の改善が必要不可欠です。
根本的な原因を改善しないと、安静にしてもまた痛みは再発します。
身体の本来の動きを取り戻し、スポーツを楽しみましょう!!